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社長のコラム

奥山浩司(剛旭)社長コラム

by 宮西ナオ子 Presents

宮西: それでは奥山社長から今後のヴィジョンと展開を教えてください。

奥山: すでに明確なことですが、日本では人手不足問題が益々進み、2060年には、現在の人口の30%が減ると言われています。
それは毎年顕著に現れ、業界の垣根無く、様々な業界で人手不足となります。2040年には65歳後期高齢者は全人口の35%になると言われています。そのような環境でGDPを確保したり、生活水準を守ったりするためには、絶対にロボット・AIが必要です。
そのためには、皆さんにロボットを受け入れてもらわなくてはなりません。啓蒙活動が必要です。そこでロボカフェや身近なところでロボットをご覧いただける仕組みをつくることで、「人とロボットの共存社会」、つまり、経済産業省が提唱している「ロボットフレンドリーな環境」の構築を推進しています。
今は、飲食業をはじめとするサービス業、ヘルスケア事業に取り組んでいますが、今後は、アグリ事業(農業)や介護事業の現場などでもやっていきます。

「笑顔あふれる世界にする」というのが、自分のサービスロボットのモットーです。最終的には、豊かな知性、感性を備えたAI・ロボットを創り、そのロボットと人が共存することで、現代社会が抱えるストレスを軽減し、ストレスフリーの社会を作ることで、ストレスフリーの社会は戦争や人種差別と言った無駄な論争を減らし、人間が生きやすい世界に変えることができると考えています。それが「地域を、日本を、世界を救う」ことだと辿り着きました。
それにしてもチャルさんのお話を聞いていると、最初から、「人を力づけたい」「勇気づけたい」「幸せにしたい」というコンセプトが明白ですね。人は感動することで幸せや喜びを得られますから、チャルさんにはもっともっと活躍してほしいと思います。芸能界のことはよくわかりませんが、例えばハリウッド映画に出るとか、大きな夢を描いて活躍してほしい。
今までのお話を聞いても、役者を続けるにあたって絶望的な気持ちになったとき、新しい仕事が入ってきて、「役者を辞めるな!」と神様が伝えているように見えますね。チャルさんには何か大きなお役目があるのではないかと思います。それを今、探す旅に出られているように感じます。いつか、それがマッチングした時、大きく羽ばたかれるのではないでしょうか?




井之上: 僕も心の奥底では、いつの日か、もっともっと名が売れて、家族や友人、知人に喜んでもらえるようになることを願っています。また、どこかで、もうひとつ、大きな花を咲かせたいという気持ちもあり、そんな小さな炎ですが、心の中で燃やし続けているのは事実です。
加えて自分の役者としての活動のほかに、もうひとつは俳優養成所の講師の仕事をして感じることがあります。僕が今、講師として教えているようなことを、僕が若い頃に、教えてくれる先生はいなかったんです。だから僕は役者を志している後輩全てに、自分が体験して習得してきたことをあますことなくお伝えしたいと思っています。

例えば「最近、花を見ているか?」「酸素はどこから来るのか知っている?」「たまには酸素のことや植物に感謝する気持ちを持とう」というようなことです。
それで演技がうまくなるのかどうかはわかりません。でも花を見て、酸素を出してくれていると感謝したら、考え方やふるまいも変わるはずです。昆虫館や動物園でもいいから見に行くことが大切です。山に登ったり、川で遊んだりすることも勧めています。何が演技につながるかわかりません。演技には自分の生き方や考え方が全て現れるからです。将来的に売れる人が現れて、「あなたの演技はどこで教わったのですか?」と聞かれたときに「井之上チャル先生です」といってほしいですね(笑)

奥山: 同感です。呼吸ができなければ人は死んでしまいます。自分も酸素に、そして、自分が生かされていることに感謝しています。
そして、後継者作りをされていることは素晴らしい!




宮西: チャルさんんから見た奥山社長の印象は?

井之上: 明確なビジョンをどんどん実現していく方ですね。幼少期に「社長になりたい」と思ったと言われていましたが、これは「人を喜ばせたい」ということでですね。僕が「人に喜びを伝えたい」と思ったのは、19歳の頃ですから、奥山社長はもっと若い頃に、そのような思いに達したわけですね。

奥山: 小学校の頃でした(笑)。

井之上: 奥山社長はプラス思考ですから、話をしていて、とても気持ちがよくなり、僕も自分の世界で頑張ろうと励まされます。奥山社長のように明確なビジョンを言えるようになりたいし、切磋琢磨してきた人生を皆さんに伝えることができるような役者になりたいと思います。




宮西: それでは奥山社長からみたチャルさんは?

奥山: 本当に俳優さんって凄いと思います。役柄によって情熱的になったり、冷静になったりしますよね。また、色んな役を演じながらも、自分を失わない。
チャルさんの素敵なところは根が素直で正直なところだと思います。役者さんの中にはそれほど苦労することもなく、輝かしい人生を歩まれた方もいらっしゃるのではないかと思いますが、チャルさんの場合は山あり谷ありの人生を歩んでいらっしゃる。
そういう意味ではいいときも悪いときもすごい経験をされていますよね。演技をみていてもダイナミックなエネルギーを発信されていると思います。
今後は、チャルさんと一緒に、世界の人々が感動する「笑顔あふれる世界」作りができたらいいなと思います。

井之上: ありがとうございます。そのように修行していきたいです。


奥山: 目指している方向は同じ方向だと思います。
今後ともどうぞよろしくお願いします。


コメント
ロボットとAI、舞台や芸術。分野は異なるものの、同じヴィジョンとコンセプトを抱くお二人の話はますます盛り上がっていきました。いつまでもこの対談を続けたい気持ちでいっぱいになりました。これからも素晴らしいコラボがたくさん花開くことを楽しみにしています。